劇団820製作所 オフィシャルサイト   本当はそこにあるおとぎ話








東京の街が夢見る
【福岡公演】



東京の街が夢見る
を試みる♯04

東京の街が夢見る
を試みる♯03

東京の街が夢見る(仮)
を試みる♯02

東京の街が夢見る(仮)
を試みる♯01

踏みはずし(Retake)
正午の伝説
春独丸


世界
ハムレット
Hamlet
一軒の家・一本の樹・一人の息子|マッチ売りの少女
幽霊


キムラキョウコ
世界
せーの わたしのいない場所で篇
悲しみ|izumi


世界(海を見にいく)
あの映画を照らすライムライト
少女はどこで煙草を学ぶか
悪魔はいる
踏みはずし(Retake)
聞こえる、カフカ?


せーの(あれから世界は篇)
吸血鬼との共存、あるいはピクニック・クロニクル


つばめ/鳥を探す旅の終わり
スロウ


三重奏:フレミングの左手―赤ちゃんができました サヨナラ 14才のアタシより―
青い鳥の群れ/靴
The Loving

2009年以降はこちら


<2018年>




劇団820製作所 第14回公演

キビるフェス〜福岡きびる舞台芸術祭〜2018 参加作品
FFAC創作コンペティション「一つの戯曲からの創作をとおして語ろう」vol.6
最優秀作品賞受賞記念公演

『東京の街が夢見る』【福岡公演】

2018.1.26 fri - 28 sun
なみきスクエア 大練習室にて上演。


それは、奇妙な物語だった。
多摩川を境にして、東と西の二つに分断された日本に、主人公が迷い込む。
…まさかそんなことが、と笑っていられた。その時までは。

2017年3月、FFAC創作コンペティション「一つの戯曲からの創作をとおして語ろう」vol.6にて最優秀作品賞受賞。瑞々しく、ときに悲劇的に、残酷に、「本当はそこにあるおとぎ話」を描き出す劇団820製作所、オリジナル新作をひっさげて再び福岡に登場します。


作・演出|波田野淳紘

出演|洞口加奈、荒井るり子、亀尾建史、
   城戸啓佑、千葉恵佑、佐々木覚、
   加藤好昭、真宮立佳、金原並央、
   印田彩希子、大谷由梨佳、朝廣亮二


-作品note-
“――そこは、わたしたちの立つ場所に酷似している。東京の街だ。”

描かれるのは、あちこちでテロが頻発し、分断され、内戦が生じるという“荒唐無稽な”設定下の日本。

登場人物の一人は、漫画家を志す少女です。彼女を取り巻く教室の情景と、成長した彼らが戦後の極東裁判に臨む様子とが、交互に描かれます。
戦乱の荒廃のあとで、少女は中断された漫画を再び描くでしょう。物語を語るでしょう。物語とは、制度そのものです。そしてまた、世界と自分を結びつけるための、よすがとなるものでもあります。世界と関係を結び直すために、彼女は静かな声で語りはじめるでしょう。みずからの生を、意味あるものとして位置づけるために。まだ、壊されていない何かのために。

東京の街は、今日も夢を見ています。東京を首都とするこの国は、テロリストの集団から名指しで殺戮の対象とされました。わたしは東京の近郊に住んでいます。わたしの友達が、東京にいます。


スタッフ
舞台監督|櫻岡 史行
照明|みなみあかり(ACoRD)
音響|齋藤 瑠美子
楽曲提供|加納 由紀子
宣伝美術|yamasin(g)
宣伝写真・舞台写真|bozzo
制作|薄田 菜々子(beyond)
企画・製作|劇団820製作所

主催|劇団820製作所、(公財)福岡市文化芸術振興財団、西部ガス興商株式会社、福岡舞台芸術施設運営共同事業体、なみきスクエアみらいネットワーク、福岡市



<2017年>




リーディング公演
「東京の街が夢見る」を試みる♯04

2017.12.3sun
BankART Studio NYKにて上演

作・演出
波田野 淳紘

出演
佐々木 覚 加藤 好昭 印田 彩希子
洞口 加奈 荒井 るり子
城戸 啓佑 千葉 恵佑 亀尾 建史
朝廣 亮二 真宮 立佳 大谷 由梨佳 金原 並央

アフタートークゲスト
7度、伊藤全記さん

スタッフ
照明:みなみあかり(ACoRD)/音響:齋藤 瑠美子/制作協力:薄田 菜々子(beyond)






リーディング公演
「東京の街が夢見る」を試みる♯03

2017.10.29sun
Wakabacho WHARFにて上演

作・演出
波田野 淳紘

出演
佐々木 覚 加藤 好昭 印田 彩希子
洞口 加奈 荒井 るり子
城戸 啓佑 千葉 恵佑 亀尾 建史
朝廣 亮二 真宮 立佳 大谷 由梨佳 金原 並央

アフタートークゲスト
7度、伊藤全記さん

スタッフ
照明:みなみあかり(ACoRD)/音響:齋藤 瑠美子/制作協力:薄田 菜々子(beyond)






リーディング公演
「東京の街が夢見る(仮)」を試みる♯02

2017.9.16sat
Wakabacho WHARFにて上演

作・演出
波田野 淳紘

出演
佐々木 覚 加藤 好昭 印田 彩希子
洞口 加奈 荒井 るり子
城戸 啓佑 千葉 恵佑 亀尾 建史
朝廣 亮二 真宮 立佳 大谷 由梨佳 金原 並央

アフタートークゲスト
shelf、矢野靖人さん

※寄稿を頂きました。

スタッフ
照明:みなみあかり(ACoRD)/音響:齋藤 瑠美子/制作協力:薄田 菜々子(beyond)


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リーディング公演
「東京の街が夢見る(仮)」を試みる♯01

2017.8.20sun
ギャルリーパリにて上演

作・演出
波田野 淳紘

出演
佐々木 覚 加藤 好昭 印田 彩希子
洞口 加奈 荒井 るり子
城戸 啓佑 千葉 恵佑 亀尾 建史
真宮 立佳 金原 並央

アフタートークゲスト
7度、伊藤全記さん

スタッフ
制作協力:薄田 菜々子(beyond)


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調布市せんがわ劇場提携公演「せんがわシアター・セレクト」
〜せんがわ劇場おすすめ!グランプリ受賞作品一挙同時上演〜
劇団820製作所「踏みはずし(Retake)」&THEATRE MOMENTS「パニック」

★プレビュー公演 2017.6.25sun
2017.6.29thr-7.2sun 5ステージ
調布市せんがわ劇場にて上演

出演
洞口 加奈
亀尾 建史
佐々木 覚
真宮 立佳
荒井 るり子(映像出演)

スタッフ
作・演出:波田野 淳紘
音響:齋藤 瑠美子/照明:みなみあかり(ACoRD)/演出部:加藤 好昭・城戸 啓佑







現代劇作家シリーズ7 別役実「正午の伝説」フェスティバル参加
『正午の伝説』

2017.5.7sun-5.8mon 2stages
d-倉庫にて上演
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出演
佐々木 覚
加藤 好昭
荒井 るり子
城戸 啓佑

スタッフ
作:別役 実
演出:波田野 淳紘
舞台写真:bozzo
稽古場サポート・当日運営:洞口 加奈

演出ノート

  
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創作コンペティション「一つの戯曲からの創作をとおして語ろう」vol.6 上演審査

『春独丸』

2017.3.24fri-3.25sat
 2stages
ぽんプラザホールにて上演

「最優秀作品賞」・「観客賞」W受賞

複数の演劇系WEBサイトに記事が掲載されました。
劇ナビFUKUOKA:http://gekinavi.jp/geki_news/2017/03/ffac.html
mola!:http://mola-k.com/news/4461/
舞台制作PLUS+:http://seisakuplus.com/news/?p=42599

出演
洞口 加奈
千葉 恵佑(ひるくらいむノ快車Fis block

スタッフ
作:川村 毅
演出:波田野 淳紘
照明:みなみあかり(ACoRD)/音響:齋藤 瑠美子/演出助手:佐々木 覚/作曲:Soul(Fis block)/制作協力:薄田 菜々子(beyond)

  
撮影:(公財)福岡市文化芸術振興財団    ※写真をクリックすると拡大いたします。





<2016年>


教文演劇フェスティバル2016参加

『世界』

2016.8.13sat
 1stages
札幌市教育文化会館にて上演

暴力をめぐって、何かを書きたいと思ったのでした。
わたしたちは、大切なものが壊されていくことに、ゆっくりと慣らされているようだから。
正気でいたいと思います。人の寂しさに触れたいと思います。そんなことを思って書きました。

出演
今井 勝法(theater 045 syndicate
洞口 加奈
荒井 るり子

スタッフ
演出:波田野 淳紘








利賀演劇人コンクール2016 参加
『ハムレット』

2016.7.27wed 18:00 1stage
利賀山房にてにて上演

出演
亀尾 建史
佐々木 覚
今井 勝法(theater 045 syndicate
洞口 加奈
城戸 啓佑
千葉 恵佑(ひるくらいむノ快車
荒井 るり子
加藤 好昭
吉原 真理(劇団森キリン
金原 並央

スタッフ
作:ウィリアム・シェイクスピア
訳:河合 祥一郎
テキストレジ・演出:波田野 淳紘
照明:みなみあかり(ACoRD)/照明操作:安江 和希(ACoRD)/音響:齋藤 瑠美子/作曲:加納 由紀子/小道具作成:印田 彩希子







  
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河のはじまりを探す旅 3/シェイクスピア編
『Hamlet』

2016.5.26Thu-29sun
 7stages
神奈川県立青少年センター・多目的プラザにて上演

820製作所が古典戯曲・近現代の作品と取り組む「河のはじまりを探す旅」シリーズ。
第三弾は、世界最大の文学者とも称せられるウィリアム・シェイクスピアの『ハムレット』(1600-1601?)を取り上げます。

(以下、当日パンフレットより抜粋)
ハムレットに書かれているのは、“この世の関節が外れてしまった”場所にいて、いかにして正気を保つか、人としての気高さをめぐる戦いだ。
過酷な稽古だった。わたしたちの柔弱なからだでは立つことも難しい嵐だった。
それでも稽古を通して、400年前に書かれた言葉がいまのわたしたちのからだを通して立ち現われるとき、死者と、いま生きているわたしたち、これから生まれてくる者たちとが手を携えて、人間に課せられた“戦い”に挑んでいるように感じられる瞬間があった。
何もかもを忘れやすいわたしたちが、死者からの声に耳をすませられるよう、いつかこの世からいなくなる者として遠く火を繰り延べ語り継ぐよう、その言葉の回路を切り拓くのが、演劇が社会に果たす役割の一つであると僕は認識する。
願わくは、わたしたちがこの背に負うものの片鱗でも、つかまえて示せますように。

出演
亀尾 建史
佐々木 覚
今井 勝法(theater 045 syndicate
洞口 加奈
城戸 啓佑
千葉 恵佑(ひるくらいむノ快車
荒井 るり子
加藤 好昭
木村 衣織(チリアクターズ
吉原 真理(劇団森キリン
おなか☆すいたろう
金原 並央

スタッフ
作:ウィリアム・シェイクスピア
上演台本・演出:波田野 淳紘
舞台監督:櫻岡 史行(アーティザンステージワークス合同会社)/照明:みなみあかり(ACoRD)/照明操作:安江 和希(ACoRD)/音響:齋藤 瑠美子/作曲:加納 由紀子/宣伝美術:来住 真太/舞台写真:bozzo/記録映像:来島 友幸/制作:薄田 菜々子(beyond)・印田 彩希子/協力:育進向学舎・(有)link/主催:劇団820製作所・マグカルフェスティバル実行委員会/共催:神奈川県立青少年センター・神奈川県演劇連盟/企画・製作:820製作所

河のはじまりを探す旅、稽古場ブログ


                   
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河のはじまりを探す旅 2/別役実編
『一軒の家・一本の樹・一人の息子』『マッチ売りの少女』

2016.3.4fri-6sun
 一軒の家・一本の樹・一人の息子/3stages マッチ売りの少女/2stages
RAFTにて上演

820製作所が古典戯曲・近現代の作品と取り組む「河のはじまりを探す旅」シリーズ。
第二弾は別役実氏の『一軒の家・一本の樹・一人の息子』(1978年)と、『マッチ売りの少女』(1966年)の連続上演。
別役実氏の劇世界では、平凡に見えながら、ひどく不安定な状況下で立ちすくむ人間の姿が描かれています。時に滑稽に、時に酷薄なまでに存在の揺らぎを突きつける氏の劇構造と、それを支えるせりふと格闘することで、誰もが異なる文法に則り存在するわたしたちの、根源的な悲しみに触れることができたら、と考えています。



◎『一軒の家・一本の樹・一人の息子』
夕暮れ時の公園。人待ち顔の女のもとに、くたびれた男がやってくる。二つの孤独の相寄るように、取りとめもなくはじまった会話が、それぞれの事情を炙りだし――
根をうしない、自らの立つ「場所」を喪失した、孤独なたましいを浮かびあがらせる。1978年初演。

◎『マッチ売りの少女』
夜のお茶の時間。食卓の準備をする夫婦のもとに、ひとりの女性が来訪する。見知らぬそのひとを夫婦は歓待するが、やがて、女の語りは奇妙に歪み――
アンデルセンの童話を下敷きに、荒廃のあとを生きるひとびとの、暗い怯えをえぐり出す。1966年初演。

出演
『一軒の家・一本の樹・一人の息子』
今井 勝法(theater 045 syndicate
洞口 加奈
大谷 由梨佳
佐々木 覚
千葉 恵佑(ひるくらいむノ快車
森 悠輔
加藤 好昭
印田 彩希子

『マッチ売りの少女』
佐々木 覚
印田 彩希子
加藤 好昭
松本 美香
千葉 恵佑(ひるくらいむノ快車
洞口 加奈

スタッフ
作:別役 実
演出:波田野 淳紘/人形制作:荒井るり子/宣伝美術:来住 真太
照明:伊藤幸江/舞台写真:bozzo/共催:820製作所+NPO法人らふと/企画・製作:820製作所

河のはじまりを探す旅、稽古場ブログ

           
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河のはじまりを探す旅 1/イプセン編
『幽霊』

2016.1.15fri-17sun
 5stages
RAFTにて上演

820製作所が古典戯曲・近現代の作品と取り組む「河のはじまりを探す旅」シリーズ。
第一弾はイプセンの『幽霊』(1881年)。
幽霊----因習や古色蒼然とした価値観、葬り去ったはずの過去が首をもたげ、いかに生者を縛り抑えこむか。人のいきいきとした感情や姿勢を縛りつける“見えない制度”とたたかう、その葛藤を描いたこの戯曲を通し、わたしたちが現在対峙しているものの輪郭を浮かびあがらせたいと思います。

出演
荒井 るり子
千葉 恵佑(ひるくらいむノ快車
加藤 好昭
印田 彩希子
今井 勝法(theater 045 syndicate

スタッフ
作:ヘンリック・イプセン
上演台本 (青山杉作氏の翻訳を底本とする)・演出:波田野 淳紘/宣伝美術:来住 真太
照明:伊藤幸江/舞台写真:bozzo/共催:820製作所+NPO法人らふと/企画・製作:820製作所

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<2015年>



年の瀬小景ス2015 参加
『キムラキョウコ』

2015.12.25ri・27un
 2stages
RAFTにて上演

出演
加藤 好昭

スタッフ
作・演出:波田野 淳紘






神奈川劇王4参加
『世界』

2014.10.17sat-18un
 2stages
神奈川県立青少年センター・多目的プラザにて上演

出演
今井 勝法(theater 045 syndicate
洞口 加奈
荒井 るり子

スタッフ
作・演出:波田野 淳紘







マグカルシアター提携公演
『せーの わたしのいない場所で篇』

2015.6.12fri-14sun
 5stages
神奈川県立青少年センター・多目的プラザにて上演

あたしたちはいつか死体を探しにいった。
あたしたちはいつかバリケードの陰に身を横たえて息をひそめた。
あたしたちはいつか白日の下の正確な機銃掃射に絶望した。
あたしたちはいつか舞台に上がって意味を知らない歌をうたった。
あたしたちはいつか好きな人に好きだといった。



自分がもう終わってしまったのではないかと思うことがあります。
でも、そんなときはきっと、眠っているだけなのです。
ひどくくたびれて、いまは横になる必要があって。

未来にいる自分はいつだって、いまここに向かって、じっと目を凝らしている。
深い眠りの日々をなつかしく眺めている視線がある。

夢の中から、遠い世界へ差し出す手紙として。
わたしの、あなたの「いつか」に届くとよいのですが。

出演    ※出演者の名前をクリックするとインタビュー動画がご覧頂けます。
洞口 加奈
荒井 るり子
佐々木 覚
加藤 好昭
城戸 啓佑
千葉 恵佑ひるくらいむノ快車
吉原 真理劇団森キリン
金原 並央
佐治 静
山岸 香菜
木村 衣織チリアクターズ
阿部 慎一郎レティクル座

スタッフ
作・演出:波田野 淳紘/舞台監督・ドラマトゥルク:櫻岡 史行(アーティザンステージワークス合同会社)/照明:みなみあかり(ACoRD)/照明操作:安江 和希(ACoRD)/音響:筧 良太/舞台写真:bozzo/当日運営:薄田 菜々子(beyond)/主催:劇団820製作所・マグカルフェスティバル実行委員会/共催:神奈川県立青少年センター・神奈川県演劇連盟/協力:育進向学舎・(有)link/企画・製作:820製作所

『せーの わたしのいない場所で篇』稽古場ブログ



        
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劇団820製作所 第11回本公演
第5回せんがわ劇場演劇コンクールグランプリ受賞記念公演
『悲しみ|izumi』

2015.3.11wed-15sun
 izumi/3stages 悲しみ/4stages
せんがわ劇場にて上演
  
「場所と思い出」シリーズは、「ある街と記憶」にさまよい、過去を探索し、わたしたちの立ついま・ここの足場を確かめようとする試みです。
第一作として『izumi』(2007年-2008年)を、第二作として『遊園地跡地』(2008年)をこれまでに上演。
そして2015年、第三作として『悲しみ』を上演します。
「悲劇」を上演したいと思ったのでした。
抗いようのない大きな力に飲み込まれながら、足場がいまにも脆く崩れ去ろうとしながら、なお倒れずに立ちつづける人間の姿を描きたかった。
この度は「場所と思い出の劇」をふたつお届けします。
悲しみを抱く、ということが、人に静かな励ましを与えるような劇を。わたしたちはいつでも、心のまだ動かしたことのない場所を動かすような、そんな芝居をつくりたいと考えています。

出演    ※出演者の名前をクリックするとインタビュー動画がご覧頂けます。
『悲しみ』
朝廣 亮二 (CASSETTE)
渡辺 幸司 ( P-5)

真宮 立佳 (CASSETTE mo2)
大谷 由梨佳

松村 翔子

城戸 啓佑
滝沢 信
大田 怜治(劇団1980)
亀尾 建史
千葉 恵佑
荒井 るり子
柑咲 まい

佐々木 覚
加藤 好昭
洞口 加奈

『izumi』
洞口 加奈
印田 彩希子

五来 英顕
吉原 真理(劇団森キリン)
大石 晟雄(劇団晴天)

佐々木 覚
加藤 好昭
大谷 由梨佳

加納 由紀子

スタッフ
作・演出:波田野 淳紘/舞台監督・演出助手:櫻岡 史行(アーティザンステージワークス合同会社)/照明:みなみあかり(ACoRD)/照明操作:安江 和希(ACoRD)/音響:齋藤 瑠美子/音響操作:佐久間 修一/舞台写真:bozzo/作曲:加納 由紀子/宣伝美術:印田 彩希子/制作:薄田 菜々子(beyond)/制作助手:木川 美由紀/共催:調布市/企画・製作:820製作所


劇団820製作所 第11回本公演 『悲しみ|izumi』稽古場ブログ



        
        
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『悲しみ』 『izumi』 flickr by bozzo mori






<2014年>



年の瀬小景ス参加
『世界(海を見にいく)』

2014.12.26fri・28sun
 2stages
RAFTにて上演

出演
洞口 加奈
佐々木 覚
亀尾 建史
柑咲 まい

スタッフ
作・演出:波田野 淳紘






横浜演劇計画 w/ theater 045 syndicate プレゼンツ
「アディオス・アミーゴス!〜さらば愛しき相鉄本多劇場」参加
『あの映画を照らすライムライト』

2014.11.20thu
 1stages
相鉄本多劇場にて上演

出演
洞口 加奈
櫻岡 史行(アーティザンステージワークス合同会社)

スタッフ
作・演出:波田野 淳紘








神奈川劇王3参加
『少女はどこで煙草を学ぶか』

2014.10.18sat-19sun
 2stages
神奈川県立青少年センター・多目的プラザにて上演

出演
加藤 好昭
荒井 るり子

スタッフ
作・演出:波田野 淳紘




10周年記念公演、その1
『悪魔はいる』

2014.9.25thu-28sun
 6stages
長者町アートプラネットにて上演
  
これは言葉をめぐる戦争の劇です。
きみがそこにいてほしい、会えてよかった、飾りなくまっすぐ、そう口にしたいと思います。
この劇に登場する人々も、言葉のなかに光を見ようとし、
見間違い、見失い、あきらめ、動揺し、思い直し、
必死に目の前の誰かに届き得る言葉を発しようと試みます。
わたしたちは悪魔を払う、とてもひそかで単純な呪文を唱えたいと思います。

出演
朝廣 亮二(CASSETTE)
荒井 るり子

印田 彩希子
佐々木 覚
亀尾 建史
平澤 萌花(青山ねりもの協会)
城戸 啓佑
加藤 好昭

秋葉 舞滝子(SPIRAL MOON)

洞口 加奈

スタッフ
作・演出:波田野 淳紘

10周年記念公演、その1 『悪魔はいる』稽古場ブログ



        
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せんがわ劇場第 5 回演劇コンクール参加
『踏みはずし(Retake)』

2014.7.13sun
 1stages
せんがわ劇場にて上演
  
第5回せんがわ劇場演劇コンクールにてグランプリ受賞。
波田野淳紘が演出賞&脚本賞受賞。
洞口加奈が俳優賞受賞。

出演
洞口 加奈
亀尾 建史
真宮 立佳(CASSETTE mo2)
佐々木 覚
(映像出演)荒井 るり子


スタッフ
作・演出:波田野 淳紘/照明:みなみあかり(ACoRD)/写真:青二才晃/製作:820製作所


波田野淳紘 受賞インタビュー

洞口加奈 受賞インタビュー

        
photo by 青二才晃    ※写真をクリックすると拡大いたします。





文学+-×÷(ぶんがくかげんじょうじょ)参加

『聞こえる、カフカ?』

2014.4.4fri-6sun
 5stages
RAFTにて上演
  
そこはわたしたちの立つ場所に酷似している。東京の街だ。
たとえば街頭に立つひとりの男は、拡声器を手にして道行く人に自分の名前を連呼し、何事かを叫び訴えている。
かたわらには学生だろうか、二人の若い男性スタッフが控え、チラシ配りに精を出す。
この街では近日中に選挙がおこなわれる。男はきわめて真摯にみずからの思いを言葉にしていくが、耳を傾ける者はいない。

ドア一枚を隔てて、とりとめのないおしゃべりを続ける母と娘。
娘はずいぶん長いこと、自分の部屋から出てこようとしないが、外部とまったく途絶したわけではなく、メールやインターネット、スカイプを駆使しながら、会ったことのない相手との交流を深めている。
政治信条はリベラル。この国の政治状況を憂える話をするたび、「興味がないから」と言い放つ母に、ほんの少し苛立っている。

青年は自分自身をみじめだと思っていた。
侮られ、軽んじられ、口を開けば声は震え、同級生は忍び笑いをして彼の傍らを通り過ぎた。世界なんて終わればよかった。
夕暮れ、歩道橋の上で車の列を眺めていたとき、青年の耳に歌が届いた。それは一つの啓示として彼に響いた。
どこから聞こえるのだろう、青年が振り返ったとき、遠くにかろうじて見える、しなびたような森の樹影が、風に揺れた。

家出した少女は迷っていた。
東京は大きい。いくら歩いても街が終わらない。
少女が、生まれ育った町を追われて移り住んだ仮設住宅を飛びだして東京をひとり彷徨しているのは、この晩に行われるデモに参加するためだった。
貯めていた小遣いは行きの交通費にすべて消えた。いっしょに東京観光を約束してくれた見知らぬ友人は、約束の場所にあらわれなかった。

何かが起こる。誰ひとり、正確には知ることのできない何か。
テレビ放映からも、繁華街のスピーカーからも、避難の呼びかけがいっせいにアナウンスされる。
該当の場所へ。広大な敷地のあるところへ。学校へ。
「緊急に避難してください」「節度をもって行動してください」「車にキーを差したままにしてください」「ただちに危険が迫ることはありません」「定められた避難区域に向かってください」「ひとりにならないでください」「かたまらないでください」「落ち着いて」「炎の燃え移る速度は」「風向きは北西」「墜落の危険が」「外に出ないで」「なにか聞こえる」「夢ではありません」


出演
織田 裕之(ワタリダロケット)
洞口 加奈
荒井 るり子
加藤 好昭
城戸 啓佑
堀 真幸
印田 彩希子
大谷 由梨佳
亀尾 建史
柴田 愛
佐々木 覚
加納 由紀子


スタッフ
作・演出:波田野 淳紘/音響:丸池 嘉人/宣伝美術:来住 真太/
制作:820製作所・RAFT/企画:NPO法人らふと/製作:820製作所


              
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<2012年>




いかだ辺境劇場
『せーの(あれから世界は篇)』

2012.8.3fri-5sun
 5stages
RAFTにて上演
  
自分がもう終わってしまったんじゃないかと思うことがあります。
でもそういうときはきっと、ただ眠っているだけなのです。
ひどくくたびれて、いまは横になる必要があって、未来にいる自分はいつだって、いまここに向かって、じっと目を凝らしている。
深い眠りの日々をなつかしく眺めている視線がある。
わたしの、あなたの「いつか」に届きますように。

出演
印田 彩希子
洞口 加奈
荒井 るり子
加藤 好昭
佐々木 覚


スタッフ
作・演出・音響:波田野 淳紘/音響部:原 みさほ/写真:bozzo/宣伝美術:来住 真太/
制作:820製作所・RAFT





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劇団820製作所 第12回本公演
『吸血鬼との共存、あるいはピクニック・クロニクル』

2012.5.24thu-28mon
 7stages
SPACE雑遊にて上演

820製作所の「クロニクル」シリーズ第一弾!
わたし達、どうしたって歩かなくちゃならなかった。/この場所を?/この荒れ地を。ごらん、すべてを。音もたてずに壊れゆく世界を。ねえ、戻りましょう。この道に迷う前まで。それともここでお茶にする?

ある日、人々を「夢」が襲った。そこにはもう一つの世界があり、沈黙があり、悲しみがあった。
その「夢」を見る人の数は増え、けっして見ることのない人々は、その奇妙さに怯えはじめた――

これは架空の「年代記」を構築する試みです。
長い時間の流れのなかで、泡沫のようにせわしく消え、浮かび、行き過ぎていく人間の生を、その崇高と卑小を、年代記の形式をもって描く「クロニクル」シリーズ、はじまります。

出演
佐々木 覚
加藤 好昭
印田 彩希子
宮脇 由佳

加納 由紀子
大谷 由梨佳
洞口 加奈
大田 怜治

真宮 立佳(CASSETTE/mo2)
為平 康規(あなピグモ捕獲団)
柚木 綾介

朝廣 亮二(CASSETTE)


スタッフ
作・演出:波田野 淳紘/舞台監督:櫻岡 史行(アーティザンステージワークス合同会社)/照明:古川 睦子/音響:齋藤 瑠美子/音響部:原 みさほ/舞台写真:紀 あさ/宣伝美術:印田 彩希子/制作:薄田 菜々子(beyond)/協力:池林房・太田 篤哉、村岡 あす香(Polka dots)/企画・製作:820製作所


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<2011年>



劇団820製作所 第11回本公演
『つばめ/鳥を探す旅の終わり』

2011.10.7fri-11tue
 7stages
SPACE雑遊にて上演

820製作所の「鳥を探す」シリーズ第三弾!

こどもたちは、四昼夜脱走した後、郊外のスーパーマーケットで呆気なくつかまった。
自ら110番へ電話をかけた理由を彼は「寂しくなった」からだと答えた。
――砕かれた心をポケットに拾い集めて。
この世界を逃走するこどもたちのものがたり。

出演
佐々木 覚
加藤 好昭
印田 彩希子

大谷 由梨佳
洞口 加奈
大田 怜治
宮脇 由佳

渡辺 幸司

櫻岡 史行(Polka dots)
福原 龍彦(CASSETTE)
毛内由貴
吉田和希


スタッフ
作・演出:波田野 淳紘/舞台監督:アーティザンステージワークス合同会社/音響:丸池 嘉人/音響助手:原 みさほ/照明:古川 睦子/音楽:加納 由紀子/宣伝美術:松村 翔子/舞台写真:紀 あさ/WEB管理:澤瀬 暁子/制作:薄田 菜々子(beyond)/企画・製作:村岡 あす香(Polka dots)/820製作所


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劇団820製作所 第10回公演
『 スロウ 』

砂漠と、南の島と、飛行機のコクピット。
なんてうつくしい、ふしぎな、この世のおわり。


2011/02/02-06 8stages
テアトロ・ド・ソーニョにて上演

<<作・演出>>
波田野 淳紘

<<出演>>
[Classic]
加納 由紀子
印田 彩希子
加藤 好昭
佐々木 覚
洞口 加奈

[New]
秋葉 舞滝子(SPIRAL MOON
最上 桂子(SPIRAL MOON

村岡 あす香(Polka dots)
辻崎智哉(創作集団mass100%)
※機種依存文字に関しまして、表示できないものは代用文字を使用しております 。

安見 謙一郎(UDATSU
武田 由樹

佐々木 覚
加藤 好昭
印田 彩希子
洞口 加奈

<<スタッフ>>
作・演出:波田野 淳紘 / 舞台監督:櫻岡 史行(アーティザンステージワークス) / 演出補佐:小谷 香奈弥 / 音響:丸池 嘉人 / 照明:古川 睦子 / WEB管理:澤瀬 暁子 / 宣伝美術:印田 彩希子 / フライヤーモデル:加納 由紀子 / 制作:薄田 菜々子(beyond) / 企画・製作:820製作所

2005年12月、820製作所第3回公演として上演。
初演の戯曲を再上演する[Classic version]と、あらたに世界をつむぎなおした[New Version ]の一挙上演。

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<2010年>



820製作所×桜姫のお遊戯草子×CASSETTE
三重奏:フレミングの左手―赤ちゃんができました サヨナラ 14才のアタシより―

2010/12/01-05 11stages
ギャラリー・ルデコ4Fにて上演

820製作所
『せーの』
作・演出:波田野淳紘
出演:洞口加奈、金田恵、遠谷ゆき乃、加藤好昭
Web製作:澤瀬暁子
協力:丸池嘉人
Other Member:佐々木覚、印田彩希子

<<スタッフ>>
舞台監督:櫻岡史行(アーティザンステージワークス合同会社)/照明:古川睦子/音響:齋藤瑠美子/宣伝美術:桜法師黒丸(桜姫のお遊戯草子)/制作:米津詩穂(CASSETTE)+加藤友紀(桜姫のお遊戯草子)

ハロー、ハロー。
お久しぶりです。お変わりありませんか。
また芝居をやります。
短編作品のオムニバス公演です。
東京で活躍されている「CASSETTE」のシブサワホタルさん、
名古屋の女帝と呼ばれ今回5年ぶりに活動を開始される「桜姫のお遊戯草子」の笠島幸子さんと、
ある日のこと、いっしょに芝居がやりたいね、と語りました。
やろうね、と約束をしました。

こわいものはいまでもこわいし、
手に負えないことだってたくさん知ってしまったけど、
「好き」がはじまりを連れてくるし。

冬のはじまる頃、820製作所は、小さなお芝居を上演します。







劇団820製作所 第9回公演
東京バビロン演劇フェスタ♯02 「神なき夜に… 戦争が残したもの」参加
『青い鳥の群れ/靴』

2010/07/07-11 8stages
pit北/区域にて上演

<<作・演出>>
波田野 淳紘

<<出演>>
佐々木 覚
印田 彩希子
加藤 好昭
大谷 由梨佳
山田 麻子(asakoletters )
波田野 淳紘
和田透(トルバドール音楽事務所
アモTYPE-R(劇団八町荒し
村岡 あす香

<<スタッフ>>
作・演出:波田野 淳紘/ 舞台監督:櫻岡 史行(アーティザンステージワークス)/ 音響:丸池 嘉人/ 照明:古川 睦子/ inspiration:和木 大輔/ 舞台写真:紀 あさ/ 宣伝美術:松村 翔子/ 制作:薄田 菜々子(beyond)



『青い鳥の群れ/靴』 稽古場ブログ








◆ふねをゆらす♯0/Project ONE&ONLY The Trial ♯03 参加
『The Loving』

2010/04/03-11 4stages
小劇場 楽園(下北沢)にて上演

作:白土硯哉
演出:波田野淳紘(820製作所/ふねをゆらす)
Player
松本美香(ふねをゆらす)
佐々木覚(820製作所)

【 ふねをゆらす 】
演出・波田野淳紘と、女優・松本美香による演劇ユニット。
この世界にちらばるものがたりを、よせてはかえす深酔いの波にのせ。

ProjectONE&ONLY The Trial♯03 The Loving 〜rondo〜
三組のユニットが創り出す三つの異なったハーモニー。
同じ一つの戯曲を、三人の演出家がそれぞれの味つけでお届けしました。
Project ONE&ONLY 公式ウェブサイト







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jp/gekidanmorikirin/">劇団森キリン)
おなか☆すいたろう
金原 並央

スタッフ
作:ウィリアム・シェイクスピア
上演台本・演出:波田野 淳紘
舞台監督:櫻岡 史行(アーティザンステージワークス合同会社)/照明:みなみあかり(ACoRD)/照明操作:安江 和希(ACoRD)/音響:齋藤 瑠美子/作曲:加納 由紀子/宣伝美術:来住 真太/舞台写真:bozzo/記録映像:来島 友幸/制作:薄田 菜々子(beyond)・印田 彩希子/協力:育進向学舎・(有)link/主催:劇団820製作所・マグカルフェスティバル実行委員会/共催:神奈川県立青少年センター・神奈川県演劇連盟/企画・製作:820製作所

河のはじまりを探す旅、稽古場ブログ


                   
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河のはじまりを探す旅 2/別役実編
『一軒の家・一本の樹・一人の息子』『マッチ売りの少女』

2016.3.4fri-6sun
 一軒の家・一本の樹・一人の息子/3stages マッチ売りの少女/2stages
RAFTにて上演

820製作所が古典戯曲・近現代の作品と取り組む「河のはじまりを探す旅」シリーズ。
第二弾は別役実氏の『一軒の家・一本の樹・一人の息子』(1978年)と、『マッチ売りの少女』(1966年)の連続上演。
別役実氏の劇世界では、平凡に見えながら、ひどく不安定な状況下で立ちすくむ人間の姿が描かれています。時に滑稽に、時に酷薄なまでに存在の揺らぎを突きつける氏の劇構造と、それを支えるせりふと格闘することで、誰もが異なる文法に則り存在するわたしたちの、根源的な悲しみに触れることができたら、と考えています。



◎『一軒の家・一本の樹・一人の息子』
夕暮れ時の公園。人待ち顔の女のもとに、くたびれた男がやってくる。二つの孤独の相寄るように、取りとめもなくはじまった会話が、それぞれの事情を炙りだし――
根をうしない、自らの立つ「場所」を喪失した、孤独なたましいを浮かびあがらせる。1978年初演。

◎『マッチ売りの少女』
夜のお茶の時間。食卓の準備をする夫婦のもとに、ひとりの女性が来訪する。見知らぬそのひとを夫婦は歓待するが、やがて、女の語りは奇妙に歪み――
アンデルセンの童話を下敷きに、荒廃のあとを生きるひとびとの、暗い怯えをえぐり出す。1966年初演。

出演
『一軒の家・一本の樹・一人の息子』
今井 勝法(theater 045 syndicate
洞口 加奈
大谷 由梨佳
佐々木 覚
千葉 恵佑(ひるくらいむノ快車
森 悠輔
加藤 好昭
印田 彩希子

『マッチ売りの少女』
佐々木 覚
印田 彩希子
加藤 好昭
松本 美香
千葉 恵佑(ひるくらいむノ快車
洞口 加奈

スタッフ
作:別役 実
演出:波田野 淳紘/人形制作:荒井るり子/宣伝美術:来住 真太
照明:伊藤幸江/舞台写真:bozzo/共催:820製作所+NPO法人らふと/企画・製作:820製作所

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河のはじまりを探す旅 1/イプセン編
『幽霊』

2016.1.15fri-17sun
 5stages
RAFTにて上演

820製作所が古典戯曲・近現代の作品と取り組む「河のはじまりを探す旅」シリーズ。
第一弾はイプセンの『幽霊』(1881年)。
幽霊----因習や古色蒼然とした価値観、葬り去ったはずの過去が首をもたげ、いかに生者を縛り抑えこむか。人のいきいきとした感情や姿勢を縛りつける“見えない制度”とたたかう、その葛藤を描いたこの戯曲を通し、わたしたちが現在対峙しているものの輪郭を浮かびあがらせたいと思います。

出演
荒井 るり子
千葉 恵佑(ひるくらいむノ快車
加藤 好昭
印田 彩希子
今井 勝法(theater 045 syndicate

スタッフ
作:ヘンリック・イプセン
上演台本 (青山杉作氏の翻訳を底本とする)・演出:波田野 淳紘/宣伝美術:来住 真太
照明:伊藤幸江/舞台写真:bozzo/共催:820製作所+NPO法人らふと/企画・製作:820製作所

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<2015年>



年の瀬小景ス2015 参加
『キムラキョウコ』

2015.12.25ri・27un
 2stages
RAFTにて上演

出演
加藤 好昭

スタッフ
作・演出:波田野 淳紘






神奈川劇王4参加
『世界』

2014.10.17sat-18un
 2stages
神奈川県立青少年センター・多目的プラザにて上演

出演
今井 勝法(theater 045 syndicate
洞口 加奈
荒井 るり子

スタッフ
作・演出:波田野 淳紘







マグカルシアター提携公演
『せーの わたしのいない場所で篇』

2015.6.12fri-14sun
 5stages
神奈川県立青少年センター・多目的プラザにて上演

あたしたちはいつか死体を探しにいった。
あたしたちはいつかバリケードの陰に身を横たえて息をひそめた。
あたしたちはいつか白日の下の正確な機銃掃射に絶望した。
あたしたちはいつか舞台に上がって意味を知らない歌をうたった。
あたしたちはいつか好きな人に好きだといった。



自分がもう終わってしまったのではないかと思うことがあります。
でも、そんなときはきっと、眠っているだけなのです。
ひどくくたびれて、いまは横になる必要があって。

未来にいる自分はいつだって、いまここに向かって、じっと目を凝らしている。
深い眠りの日々をなつかしく眺めている視線がある。

夢の中から、遠い世界へ差し出す手紙として。
わたしの、あなたの「いつか」に届くとよいのですが。

出演    ※出演者の名前をクリックするとインタビュー動画がご覧頂けます。
洞口 加奈
荒井 るり子
佐々木 覚
加藤 好昭
城戸 啓佑
千葉 恵佑ひるくらいむノ快車
吉原 真理劇団森キリン
金原 並央
佐治 静
山岸 香菜
木村 衣織チリアクターズ
阿部 慎一郎レティクル座

スタッフ
作・演出:波田野 淳紘/舞台監督・ドラマトゥルク:櫻岡 史行(アーティザンステージワークス合同会社)/照明:みなみあかり(ACoRD)/照明操作:安江 和希(ACoRD)/音響:筧 良太/舞台写真:bozzo/当日運営:薄田 菜々子(beyond)/主催:劇団820製作所・マグカルフェスティバル実行委員会/共催:神奈川県立青少年センター・神奈川県演劇連盟/協力:育進向学舎・(有)link/企画・製作:820製作所

『せーの わたしのいない場所で篇』稽古場ブログ



        
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劇団820製作所 第11回本公演
第5回せんがわ劇場演劇コンクールグランプリ受賞記念公演
『悲しみ|izumi』

2015.3.11wed-15sun
 izumi/3stages 悲しみ/4stages
せんがわ劇場にて上演
  
「場所と思い出」シリーズは、「ある街と記憶」にさまよい、過去を探索し、わたしたちの立ついま・ここの足場を確かめようとする試みです。
第一作として『izumi』(2007年-2008年)を、第二作として『遊園地跡地』(2008年)をこれまでに上演。
そして2015年、第三作として『悲しみ』を上演します。
「悲劇」を上演したいと思ったのでした。
抗いようのない大きな力に飲み込まれながら、足場がいまにも脆く崩れ去ろうとしながら、なお倒れずに立ちつづける人間の姿を描きたかった。
この度は「場所と思い出の劇」をふたつお届けします。
悲しみを抱く、ということが、人に静かな励ましを与えるような劇を。わたしたちはいつでも、心のまだ動かしたことのない場所を動かすような、そんな芝居をつくりたいと考えています。

出演    ※出演者の名前をクリックするとインタビュー動画がご覧頂けます。
『悲しみ』
朝廣 亮二 (CASSETTE)
渡辺 幸司 ( P-5)

真宮 立佳 (CASSETTE mo2)
大谷 由梨佳

松村 翔子

城戸 啓佑
滝沢 信
大田 怜治(劇団1980)
亀尾 建史
千葉 恵佑
荒井 るり子
柑咲 まい

佐々木 覚
加藤 好昭
洞口 加奈

『izumi』
洞口 加奈
印田 彩希子

五来 英顕
吉原 真理(劇団森キリン)
大石 晟雄(劇団晴天)

佐々木 覚
加藤 好昭
大谷 由梨佳

加納 由紀子

スタッフ
作・演出:波田野 淳紘/舞台監督・演出助手:櫻岡 史行(アーティザンステージワークス合同会社)/照明:みなみあかり(ACoRD)/照明操作:安江 和希(ACoRD)/音響:齋藤 瑠美子/音響操作:佐久間 修一/舞台写真:bozzo/作曲:加納 由紀子/宣伝美術:印田 彩希子/制作:薄田 菜々子(beyond)/制作助手:木川 美由紀/共催:調布市/企画・製作:820製作所


劇団820製作所 第11回本公演 『悲しみ|izumi』稽古場ブログ



        
        
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『悲しみ』 『izumi』 flickr by bozzo mori






<2014年>



年の瀬小景ス参加
『世界(海を見にいく)』

2014.12.26fri・28sun
 2stages
RAFTにて上演

出演
洞口 加奈
佐々木 覚
亀尾 建史
柑咲 まい

スタッフ
作・演出:波田野 淳紘






横浜演劇計画 w/ theater 045 syndicate プレゼンツ
「アディオス・アミーゴス!〜さらば愛しき相鉄本多劇場」参加
『あの映画を照らすライムライト』

2014.11.20thu
 1stages
相鉄本多劇場にて上演

出演
洞口 加奈
櫻岡 史行(アーティザンステージワークス合同会社)

スタッフ
作・演出:波田野 淳紘








神奈川劇王3参加
『少女はどこで煙草を学ぶか』

2014.10.18sat-19sun
 2stages
神奈川県立青少年センター・多目的プラザにて上演

出演
加藤 好昭
荒井 るり子

スタッフ
作・演出:波田野 淳紘




10周年記念公演、その1
『悪魔はいる』

2014.9.25thu-28sun
 6stages
長者町アートプラネットにて上演
  
これは言葉をめぐる戦争の劇です。
きみがそこにいてほしい、会えてよかった、飾りなくまっすぐ、そう口にしたいと思います。
この劇に登場する人々も、言葉のなかに光を見ようとし、
見間違い、見失い、あきらめ、動揺し、思い直し、
必死に目の前の誰かに届き得る言葉を発しようと試みます。
わたしたちは悪魔を払う、とてもひそかで単純な呪文を唱えたいと思います。

出演
朝廣 亮二(CASSETTE)
荒井 るり子

印田 彩希子
佐々木 覚
亀尾 建史
平澤 萌花(青山ねりもの協会)
城戸 啓佑
加藤 好昭

秋葉 舞滝子(SPIRAL MOON)

洞口 加奈

スタッフ
作・演出:波田野 淳紘

10周年記念公演、その1 『悪魔はいる』稽古場ブログ



        
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せんがわ劇場第 5 回演劇コンクール参加
『踏みはずし(Retake)』

2014.7.13sun
 1stages
せんがわ劇場にて上演
  
第5回せんがわ劇場演劇コンクールにてグランプリ受賞。
波田野淳紘が演出賞&脚本賞受賞。
洞口加奈が俳優賞受賞。

出演
洞口 加奈
亀尾 建史
真宮 立佳(CASSETTE mo2)
佐々木 覚
(映像出演)荒井 るり子


スタッフ
作・演出:波田野 淳紘/照明:みなみあかり(ACoRD)/写真:青二才晃/製作:820製作所


波田野淳紘 受賞インタビュー

洞口加奈 受賞インタビュー

        
photo by 青二才晃    ※写真をクリックすると拡大いたします。





文学+-×÷(ぶんがくかげんじょうじょ)参加

『聞こえる、カフカ?』

2014.4.4fri-6sun
 5stages
RAFTにて上演
  
そこはわたしたちの立つ場所に酷似している。東京の街だ。
たとえば街頭に立つひとりの男は、拡声器を手にして道行く人に自分の名前を連呼し、何事かを叫び訴えている。
かたわらには学生だろうか、二人の若い男性スタッフが控え、チラシ配りに精を出す。
この街では近日中に選挙がおこなわれる。男はきわめて真摯にみずからの思いを言葉にしていくが、耳を傾ける者はいない。

ドア一枚を隔てて、とりとめのないおしゃべりを続ける母と娘。
娘はずいぶん長いこと、自分の部屋から出てこようとしないが、外部とまったく途絶したわけではなく、メールやインターネット、スカイプを駆使しながら、会ったことのない相手との交流を深めている。
政治信条はリベラル。この国の政治状況を憂える話をするたび、「興味がないから」と言い放つ母に、ほんの少し苛立っている。

青年は自分自身をみじめだと思っていた。
侮られ、軽んじられ、口を開けば声は震え、同級生は忍び笑いをして彼の傍らを通り過ぎた。世界なんて終わればよかった。
夕暮れ、歩道橋の上で車の列を眺めていたとき、青年の耳に歌が届いた。それは一つの啓示として彼に響いた。
どこから聞こえるのだろう、青年が振り返ったとき、遠くにかろうじて見える、しなびたような森の樹影が、風に揺れた。

家出した少女は迷っていた。
東京は大きい。いくら歩いても街が終わらない。
少女が、生まれ育った町を追われて移り住んだ仮設住宅を飛びだして東京をひとり彷徨しているのは、この晩に行われるデモに参加するためだった。
貯めていた小遣いは行きの交通費にすべて消えた。いっしょに東京観光を約束してくれた見知らぬ友人は、約束の場所にあらわれなかった。

何かが起こる。誰ひとり、正確には知ることのできない何か。
テレビ放映からも、繁華街のスピーカーからも、避難の呼びかけがいっせいにアナウンスされる。
該当の場所へ。広大な敷地のあるところへ。学校へ。
「緊急に避難してください」「節度をもって行動してください」「車にキーを差したままにしてください」「ただちに危険が迫ることはありません」「定められた避難区域に向かってください」「ひとりにならないでください」「かたまらないでください」「落ち着いて」「炎の燃え移る速度は」「風向きは北西」「墜落の危険が」「外に出ないで」「なにか聞こえる」「夢ではありません」


出演
織田 裕之(ワタリダロケット)
洞口 加奈
荒井 るり子
加藤 好昭
城戸 啓佑
堀 真幸
印田 彩希子
大谷 由梨佳
亀尾 建史
柴田 愛
佐々木 覚
加納 由紀子


スタッフ
作・演出:波田野 淳紘/音響:丸池 嘉人/宣伝美術:来住 真太/
制作:820製作所・RAFT/企画:NPO法人らふと/製作:820製作所


              
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<2012年>




いかだ辺境劇場
『せーの(あれから世界は篇)』

2012.8.3fri-5sun
 5stages
RAFTにて上演
  
自分がもう終わってしまったんじゃないかと思うことがあります。
でもそういうときはきっと、ただ眠っているだけなのです。
ひどくくたびれて、いまは横になる必要があって、未来にいる自分はいつだって、いまここに向かって、じっと目を凝らしている。
深い眠りの日々をなつかしく眺めている視線がある。
わたしの、あなたの「いつか」に届きますように。

出演
印田 彩希子
洞口 加奈
荒井 るり子
加藤 好昭
佐々木 覚


スタッフ
作・演出・音響:波田野 淳紘/音響部:原 みさほ/写真:bozzo/宣伝美術:来住 真太/
制作:820製作所・RAFT





こちらに今公演の舞台写真をすべて掲載しております。flickr by bozzo mori








劇団820製作所 第12回本公演
『吸血鬼との共存、あるいはピクニック・クロニクル』

2012.5.24thu-28mon
 7stages
SPACE雑遊にて上演

820製作所の「クロニクル」シリーズ第一弾!
わたし達、どうしたって歩かなくちゃならなかった。/この場所を?/この荒れ地を。ごらん、すべてを。音もたてずに壊れゆく世界を。ねえ、戻りましょう。この道に迷う前まで。それともここでお茶にする?

ある日、人々を「夢」が襲った。そこにはもう一つの世界があり、沈黙があり、悲しみがあった。
その「夢」を見る人の数は増え、けっして見ることのない人々は、その奇妙さに怯えはじめた――

これは架空の「年代記」を構築する試みです。
長い時間の流れのなかで、泡沫のようにせわしく消え、浮かび、行き過ぎていく人間の生を、その崇高と卑小を、年代記の形式をもって描く「クロニクル」シリーズ、はじまります。

出演
佐々木 覚
加藤 好昭
印田 彩希子
宮脇 由佳

加納 由紀子
大谷 由梨佳
洞口 加奈
大田 怜治

真宮 立佳(CASSETTE/mo2)
為平 康規(あなピグモ捕獲団)
柚木 綾介

朝廣 亮二(CASSETTE)


スタッフ
作・演出:波田野 淳紘/舞台監督:櫻岡 史行(アーティザンステージワークス合同会社)/照明:古川 睦子/音響:齋藤 瑠美子/音響部:原 みさほ/舞台写真:紀 あさ/宣伝美術:印田 彩希子/制作:薄田 菜々子(beyond)/協力:池林房・太田 篤哉、村岡 あす香(Polka dots)/企画・製作:820製作所


劇団820 製作所第12回本公演『吸血鬼との共存、あるいはピクニック・クロニクル』 稽古場ブログ







<2011年>



劇団820製作所 第11回本公演
『つばめ/鳥を探す旅の終わり』

2011.10.7fri-11tue
 7stages
SPACE雑遊にて上演

820製作所の「鳥を探す」シリーズ第三弾!

こどもたちは、四昼夜脱走した後、郊外のスーパーマーケットで呆気なくつかまった。
自ら110番へ電話をかけた理由を彼は「寂しくなった」からだと答えた。
――砕かれた心をポケットに拾い集めて。
この世界を逃走するこどもたちのものがたり。

出演
佐々木 覚
加藤 好昭
印田 彩希子

大谷 由梨佳
洞口 加奈
大田 怜治
宮脇 由佳

渡辺 幸司

櫻岡 史行(Polka dots)
福原 龍彦(CASSETTE)
毛内由貴
吉田和希


スタッフ
作・演出:波田野 淳紘/舞台監督:アーティザンステージワークス合同会社/音響:丸池 嘉人/音響助手:原 みさほ/照明:古川 睦子/音楽:加納 由紀子/宣伝美術:松村 翔子/舞台写真:紀 あさ/WEB管理:澤瀬 暁子/制作:薄田 菜々子(beyond)/企画・製作:村岡 あす香(Polka dots)/820製作所


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劇団820製作所 第10回公演
『 スロウ 』

砂漠と、南の島と、飛行機のコクピット。
なんてうつくしい、ふしぎな、この世のおわり。


2011/02/02-06 8stages
テアトロ・ド・ソーニョにて上演

<<作・演出>>
波田野 淳紘

<<出演>>
[Classic]
加納 由紀子
印田 彩希子
加藤 好昭
佐々木 覚
洞口 加奈

[New]
秋葉 舞滝子(SPIRAL MOON
最上 桂子(SPIRAL MOON

村岡 あす香(Polka dots)
辻崎智哉(創作集団mass100%)
※機種依存文字に関しまして、表示できないものは代用文字を使用しております 。

安見 謙一郎(UDATSU
武田 由樹

佐々木 覚
加藤 好昭
印田 彩希子
洞口 加奈

<<スタッフ>>
作・演出:波田野 淳紘 / 舞台監督:櫻岡 史行(アーティザンステージワークス) / 演出補佐:小谷 香奈弥 / 音響:丸池 嘉人 / 照明:古川 睦子 / WEB管理:澤瀬 暁子 / 宣伝美術:印田 彩希子 / フライヤーモデル:加納 由紀子 / 制作:薄田 菜々子(beyond) / 企画・製作:820製作所

2005年12月、820製作所第3回公演として上演。
初演の戯曲を再上演する[Classic version]と、あらたに世界をつむぎなおした[New Version ]の一挙上演。

劇団820 製作所第10回本公演『スロウ』 稽古場ブログ









<2010年>



820製作所×桜姫のお遊戯草子×CASSETTE
三重奏:フレミングの左手―赤ちゃんができました サヨナラ 14才のアタシより―

2010/12/01-05 11stages
ギャラリー・ルデコ4Fにて上演

820製作所
『せーの』
作・演出:波田野淳紘
出演:洞口加奈、金田恵、遠谷ゆき乃、加藤好昭
Web製作:澤瀬暁子
協力:丸池嘉人
Other Member:佐々木覚、印田彩希子

<<スタッフ>>
舞台監督:櫻岡史行(アーティザンステージワークス合同会社)/照明:古川睦子/音響:齋藤瑠美子/宣伝美術:桜法師黒丸(桜姫のお遊戯草子)/制作:米津詩穂(CASSETTE)+加藤友紀(桜姫のお遊戯草子)

ハロー、ハロー。
お久しぶりです。お変わりありませんか。
また芝居をやります。
短編作品のオムニバス公演です。
東京で活躍されている「CASSETTE」のシブサワホタルさん、
名古屋の女帝と呼ばれ今回5年ぶりに活動を開始される「桜姫のお遊戯草子」の笠島幸子さんと、
ある日のこと、いっしょに芝居がやりたいね、と語りました。
やろうね、と約束をしました。

こわいものはいまでもこわいし、
手に負えないことだってたくさん知ってしまったけど、
「好き」がはじまりを連れてくるし。

冬のはじまる頃、820製作所は、小さなお芝居を上演します。







劇団820製作所 第9回公演
東京バビロン演劇フェスタ♯02 「神なき夜に… 戦争が残したもの」参加
『青い鳥の群れ/靴』

2010/07/07-11 8stages
pit北/区域にて上演

<<作・演出>>
波田野 淳紘

<<出演>>
佐々木 覚
印田 彩希子
加藤 好昭
大谷 由梨佳
山田 麻子(asakoletters )
波田野 淳紘
和田透(トルバドール音楽事務所
アモTYPE-R(劇団八町荒し
村岡 あす香

<<スタッフ>>
作・演出:波田野 淳紘/ 舞台監督:櫻岡 史行(アーティザンステージワークス)/ 音響:丸池 嘉人/ 照明:古川 睦子/ inspiration:和木 大輔/ 舞台写真:紀 あさ/ 宣伝美術:松村 翔子/ 制作:薄田 菜々子(beyond)



『青い鳥の群れ/靴』 稽古場ブログ








◆ふねをゆらす♯0/Project ONE&ONLY The Trial ♯03 参加
『The Loving』

2010/04/03-11 4stages
小劇場 楽園(下北沢)にて上演

作:白土硯哉
演出:波田野淳紘(820製作所/ふねをゆらす)
Player
松本美香(ふねをゆらす)
佐々木覚(820製作所)

【 ふねをゆらす 】
演出・波田野淳紘と、女優・松本美香による演劇ユニット。
この世界にちらばるものがたりを、よせてはかえす深酔いの波にのせ。

ProjectONE&ONLY The Trial♯03 The Loving 〜rondo〜
三組のユニットが創り出す三つの異なったハーモニー。
同じ一つの戯曲を、三人の演出家がそれぞれの味つけでお届けしました。
Project ONE&ONLY 公式ウェブサイト







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