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2008 June
6月の近況、遅くなりましたが、今回は印田彩希子が書きます。

まずは宣伝から。
6月25日(水)に公演があります!
去年izumiのリーディング公演に出演していただいた岡大輔さんのいるgold purgeとの合同公演です。

Gypsys! vol.1
劇団820製作所とgold purgeの2本立て公演


■参加団体と作品タイトル:
820製作所 「東京環状→0:旅先のフィルム」
gold purge 「Gold song」

■日時:6月25日(水)
19:30開演
※開場は開演の30分前です

■会場:コア石響
※四ツ谷駅から徒歩7分

■チケット:前売り・当日共に1000円

■チケット取り扱い:
 tel: 090-6476-8200
 mail:メールフォーム

 各団体HPからも予約可能

■各団体HP
劇団820製作所
gold purge

お時間に余裕がありましたら、是非観に来て下さい。
皆様のご来場、出演者一同心よりお待ち申し上げます。


続いて、820メンバーのそれぞれの近況を私の独断で書きます。


波田野淳紘は
公演に向けて台本書いたり、演出したり。
あと、時々、次回・もしくはそのうちやりたいと思ってる作品について語ったりしてます。

あとは、旅がしたいと言ったり。

詳しくはブログで。
820note


佐々木覚は
バイトしたり、稽古したり。
あと寝てたりしてます。

もしくは目新しいペットボトルを買ってみて、やっぱり美味しくないや〜と言って後悔したり。

マイペースな日々を送ってる様子。

詳しくはブログで…と言いたい所だけど、あんまり更新されません。
でも、一応…。
さとルール


加藤好昭は
バイトしたり稽古したり。

時々、競馬も。
ギャンブル運が上向いてるのかたまに当たってます。

あと、オリンピックの動向を気にしたり。
俺、にわかファンだぁ〜って言ってました。

そういえば、以前引っ越しがしたいって言ってたけど、どうなったんだろう…??

しっかりご飯を食べて元気に生活してるはず!
時々自炊もしてるみたいです。

詳しくはブログで
おいでんみりん


私、印田彩希子は
やっぱりバイトしたり、稽古したり。

時々下痢気味になったり。

ちょくちょくイライラしたり。

もしくは、本を読んだりしてます。
今は樋口一葉を読んでます。

詳しくはブログで
愛と笑いと怒りの手帖


以上、6月の近況でした!
梅雨入りして寒暖の差が激しい今日この頃。
皆様、お風邪など召されないように。

では、失礼します。

《印田彩希子》








2008 May
■820製作所:2008年5月の近況。

加藤です。

暑くもなく寒くもなくすがすがしいこの季節、いかがお過ごしですか。

僕は五月の青空の下、ひなたぼっこをしています。
気持ちのいい風に吹かれると懐かしいあの人の顔が浮かんでは消えてゆきます。
今何をしているんだろう、お昼休みにふと思いたって連絡をとったりすれば嬉しい知らせが入ってくることもあり、元気を分かち合う日々です。
820製作所では現在6月に行うtrialplay『東京環状→0:旅先のフィルム』に向けて新たな出発をしました。
トライアルそしてチャレンジ、今までにない僕たちをお見せします。詳細は近日中にあなたのもとへ。


今回は旅先の話ということで、メンバーに行ってみたい国・場所、その国で何をやりたいかを聞いてみました。本日は820メンバーの『あの国この国行きたいな!』をお送りします。

〜波田野のこの国行きたいぜ!〜

・バリ島…ケチャを観たい。バロンダンスを観たい。精霊と戯れたい。
・フィンランド…ムーミン!
・アメリカ…グランドキャニオン。聖地めぐり。西海岸の風を浴びたい。
・トルコ…迷いたい。カッパドキアに泊まりたい。

〜印田のこの国行きたいな!〜

・エジプト…ピラミッドとか見てみたい!あと世界ふしぎ発見みたいに「さて、ここで、問題です!」
って言いたい!

あとはナスカの地上画も見たいな。あれってどこの国なんだろ?

〜佐々木のこの国行きたいの!〜

・インド…象使いの少年と友達になりたい。象とも交遊したい。象に振り付けを伝授する。

〜加藤のこの国行きたいよ!〜

・スペイン…グエル公園のトカゲを抱きしめたい!本場の情熱を体で感じたい。男になりたい。
50歳になるまえにウルルンに出る。

以上、願いはたくさん、820メンバーのあの国この国行きたいな! をお届けしました。
ちなみにナスカはペルーでした。

それではまた旅先でお会いしましょう。

《加藤好昭》





2008 April
波田野です。

第6回公演『izumi 場所と思い出T』が無事に公演を終了いたしました。
観に来てくださった皆さま、応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。

この公演で得たものを足がかりに、820製作所はまた次の場所へ進もうと思います。

4月も半ばを過ぎてしまったわけですが、いかがですか、出会いと別れがいろんな場所で同時多発的に起きていたり、何かが始まったり、何かが終わったり、それとも終わらなかったり、あなただけの平坦な戦場を生き延びて、声をあげて、いますか。

僕は世の中の仕組みがわからなくなったり、そのことで腹の底の方へと体中が崩れていくような思いをしたり、人を深く傷つけて取り返しのつかない関係の複雑さに呆然としたり、ああ言葉にしてすっきりしたよ、わりあいに忙しい日々を過ごしています。

ところで820製作所のメンバーがブログを始めました。

佐々木覚ブログ「さとルール」と、印田彩希子ブログ「愛と笑いと怒りの手帖」です。

世の中では猫も杓子もみんなみんなblogをしていて、さまざまな場所でさまざまな人間が世界に向けて情報を発信しているわけですが、そしてそのいちいちに向き合えば言葉の回転する速度のめまぐるしさに頭がくらくらするのですが、僕たちはのんびりと、たぶん進めていくだろうという予感がします。

どうか、よろしくお付き合いください。

公演が終わり、みんな余裕が生まれて、活字を吸収する日々が始まりました。
せっかくなので、メンバーのおすすめの本を紹介したいと思います。


加藤好昭のおすすめの一冊は、



『69』(村上龍 文春文庫、集英社文庫)

加藤からのコメント……最近というほどでもなくありきたりなんだけど「69」かな。村上龍の。これは高校時代に偶然図書館で手にした本で、一瞬で虜になりました。気付いたら抱いてました。講演会とかにも行ったし受験という名目で長崎にも行ってました。高校生という無防備なハートにおもいっきり直球が突き刺さった、その衝撃は罪が重いよ。一生その十字架を背負って生きないといけない僕をどうしてくれるんだと。僕は小声で叫んだ。
今の俺はその後遺症です。


印田彩希子のおすすめの一冊は、



『剣客商売番外編 黒白』(池波正太郎 新潮文庫、上下巻)

印田からのコメント……オススメというか、今日買ったばっかりの本。
最近はまっている剣客商売の番外編。
今日から読みます!


佐々木覚のおすすめの一冊は、



『ドラえもん:おばあちゃんのおもいで』(藤子・F・不二雄 てんとう虫コミックス4巻所収)

佐々木からのコメント、は、彼がぼろぼろに号泣していて言葉になりませんでした。
僕もぼろぼろに号泣しました。


波田野淳紘のおすすめの一冊は、



『すべては「裸になる」から始まって』(森下くるみ 講談社文庫)

です。
AVクイーンと呼ばれた森下くるみの小さな自伝。
言葉とその人自身が、こんなふうに釣り合ったままで文章を織り成す作家に、僕は久しぶりに会いました。
解説の花村萬月の言葉をひけば、本当に「ノーブル」な人なんだなあ、と思います。
森下くるみを僕は大好きです。


ざっとですが、活字に関しては僕たちはこんな近況です。
あなたが気になる一冊があれば、ぜひ読んでみてください。

そしてあなたのおすすめの一冊があれば、ぜひ僕たちに教えてください。

それでは、また。

《波田野淳紘》





2008 March
春、三月。桜のつぼみも膨らみ、淡い想いを抱くこの時期。

820製作所の3月の近況を加藤好昭がお知らせします。

公演本番まで1ヶ月を切り、今ますます活気が溢れている稽古場の状況は、熱く飛び散る加藤と型破りに交錯する佐々木とそれを華麗な手綱さばきで導くジョッキー波田野、そう競馬に例えるなら今はまさに第4コーナー。

いよいよ勝負どころです。

まだまだ若駒で幼さは残りますが最後の直線ではしっかりとした末脚を繰り出し初日にたどり着くでしょう。
疾走する僕らの悲喜こもごもをお伝えする稽古場ブログも徐々にブレイク中です!
ぜひこの機会にご覧ください。

そしてなにより皆様にお伝えしなくてはならない嬉しいビッグニュース!
劇団主宰の波田野がめでたく大学を卒業することになりました。
第一報が届いた稽古場では歓喜の渦が巻き起こり喜びを分かち合った次第です。
ひと足早く春一番が820を吹き抜けました。
波田野くん、ほんとにおめでとう。

そんなハッピーな出来事の一方、劇団員の佐々木と加藤は春らしく花粉症に悩まされる日々を送っています。つねに見えない敵を相手する二人はその闘いを楽しむかのように、ある日の稽古後、深夜、飲んだ帰りに、並んでほろ酔い音頭を唄い、互いに確かめ合う様子が目撃されています。この二人に春一番は吹くのでしょうか。どうかお見守りください。

そんなこんなで着々と本番は近づいています。
お席の方もだんだんと埋まってきておりますが、まだ間に合います。
御来場していただいたお客様全員を最前列に招待したい気持ちでいっぱいです。
どえりゃあ芝居になっておりますのでご期待ください。

それでは桜舞う四月のZAIMにて皆様にお会いできること、心よりお待ちしています。

《加藤好昭》





2008 February
波田野です。

大雪が降ったり受験シーズンに突入したりチョコレートに愛だの恋だの溶かしこんだり皆さんそれぞれの
フィールドでそれぞれの孤独な闘いを、ちょっとした工夫を添えながら展開していますか。
820製作所の2008年2月の近況をお届けします。

なにはともあれ『izumi 場所と思い出T』の稽古がスタート。
稽古の過程を、出演者たちがリレー形式でお伝えする稽古場ブログが絶賛更新中。

出演者それぞれの、時に哀切きわまり、時に弾む心をそのまま乗せて、縦横無尽に乱れ飛ぶ赤裸々な文章が満載です。ぜひご一読を。
あなたに稽古場の熱気を追体験していただけたら、これに勝る喜びはありません。
まぁ、あんまり、稽古場のこと、書かれてないんだけどさ。

フライヤーも刷り上がりました。
そろそろ各劇場に撒かれはじめる頃かと思われます。
毎度のことですがお見かけになりましたらむしりとって持ち帰り、どうぞお部屋の壁にお貼りくださいませ。

加藤好昭は映画の撮影が終わり、820の舞台に全力を傾ける日々です。
俺が、波田野が、ちょっと今おいらいっぱいいっぱいかも、と伝えたら、ビールをジョッキで三杯あおり、全力で僕のテンションを高めてくれました。

佐々木覚は姓名判断の結果をうけて、改名しようかどうかと悩みつつ、劇団運営を安定させるべく日夜走り続けています。
ふとした拍子に俺と、波田野と固く抱き合ってしまい、嘘でもいいからぬくもりがほしいよねというと激しい共感を示していました。
でも嘘は嫌だよねとため息をつきました。

波田野はそろそろ花粉症に目をやられ出しました。
あと体力が低下して徹夜ができなくなってきました。髪が尋常ではなく抜けていきます。うーん。
でも、もう、季節は春。
萌え出ずる春がもうすぐ訪れます。

そんなわけで第6回公演に向けて、それぞれの思いや事情を寄り合わせていく作業に平行して、年内に実現できたらと思う試みの幾つかにも形を与えるべく、820製作所は奔走しています。

ふふふんふん。

鼻歌のリズムで乗り越えていきましょう。

風邪が流行っているようですがお気をつけを。
病は気から、と申しますが、気をそぐできごとばかりです。

『izumi 場所と思い出T』が、あなたの気を充満できますように。

《波田野淳紘》





2008 January

あけましておめでとうございます。

2008年1月の820製作所の近況をお送りします。

波田野淳紘は1月9日(水)〜14日(月・祝)まで、開幕ペナントレース『世界でいちばん俺が好き!』に客演いたします。
今もっとも熱いパフォーマンス集団です。
すこぶる力強い身体が織りなす絶妙なハーモニーはほかの場所では味わえるものではありません。
詳細はホームページのnews/最新情報、もしくは『820note』をご覧ください。


加藤好昭は、春から参加している映像ワークショップ内での成果発表として、映画の撮影に臨みます。
聞いたところによるとアキバ系のオタクを演じることになるようです。
しかも大きな役らしいんだ。
また一つ幅を広げて帰ってくるはずです。
ご期待ください。
加藤のブログ『おいでんみりん』も絶賛更新中です。

加藤の今年の抱負は三つ、

「友達を10人作る」
「警察官には強気で接する」
「知らない人にブログ見てます、と言われる」

です。
あなたが叶えてあげられる抱負もあります。
どうかよろしくお願いします。


佐々木覚は第6回公演に向けて奔走中。
もりもりと準備を進めております。
役者としては一年ぶりに劇団公演に関わることになります。
その間さまざまな現場で、日々の生活で、育み鍛えてきた彼の表現力や如何に。

ご期待ください。
佐々木の今年の抱負も三つ、

「舞台上で奇跡の瞬間を紡ぐ」
「スカウトされる」
「自伝を書く」

です。
どうも迷走してるに違いない抱負を抱いているようですが暖かくお見守りいただけたら幸いです。


今月から『izumi 場所と思い出T』のプレ稽古が開始します。
2007年の10月にワークインプログレスとしてリーディング上演した作品を、全面的に改稿した上で、完成型を提出します。

公演期間は2008年4月3日(木)〜4月6日(日)まで、会場は横浜ZAIM・別館2Fホール。

3月初旬に公演予定とアナウンスしましたが、都合により日程が変更になりましたことをここにお詫びいたします。


今年はもう一つ『遊園地跡地 場所と思い出U』を晩秋に上演予定。
内容の詳細はまだ秘密ですが、というか変わっていくことは必至なのですが、解散したロックバンド、路上の大道芸人、アダルトビデオの監督、それぞれの位置からそれぞれの声が交錯して織りなす、追憶と現在の劇になるだろうと思います。

2008年はこの二本の「悲劇」を上演したいと考えています。
しかし悲しい「できごと」を特別に描こうというのではありません。
「できごと」が生じた磁場に、足を絡めとられた人間の「存在/抗い」を描き出したいのです。
今ここにあり得べき悲劇の所在を、何ものかに対峙して立とうとする人間の姿を、必死で見定めたい。
その姿勢が歪で、弱々しくて、奇形であっても、打ちのめされ、辱められ、痛むことにすら麻痺していても、たとえ彼/女らがもうその場所を動けないとしても。
どれほど足場が悪かろうが人は立てるのだということを、劇を組み立てる中で僕自身が確認したいのだし、きっとその検証の過程を僕たちは楽しみながら進めるでしょう。
ぐらつく遊具の上を平衡させて歩いた幼い頃の記憶のように。


820製作所、本年も疾駆いたします。
皆様におかれましてもハッピーでリアルで実り多き一年になりますように。

どうか今年も820製作所をよろしくお願いいたします。

《波田野淳紘》